2017-12-07 第195回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
○鉢呂吉雄君 四月二十日のこれも小川敏夫氏の質問でありますけれども、この工法は、土を全部掘り出すものではなくて、ほぐして軟らかくするだけ、一番底からセメントミルクを注入するという工法で、九・九メーター付近の土は上の土を追い越して地上にはみ出てくることができないのではないかと、こういう質問をしております。
○鉢呂吉雄君 四月二十日のこれも小川敏夫氏の質問でありますけれども、この工法は、土を全部掘り出すものではなくて、ほぐして軟らかくするだけ、一番底からセメントミルクを注入するという工法で、九・九メーター付近の土は上の土を追い越して地上にはみ出てくることができないのではないかと、こういう質問をしております。
それで、今の御質問でありますけれども、これはこれまでも御答弁させていただいておりますが、今回のこのくい掘削工事の工法は、プロペラの羽根のようなものが付いた掘削機を地中に回転させながら貫入させることによって、土をかき混ぜ軟らかくしながら、同時にセメントミルクを流し込むことで地中の土とセメントミルクを一体化させてくいを形成していく、ある意味でくいと土壌改良等を同時にやるような、そういう特殊な工法であります
ちょっと付け加えて、先ほど九・九メーターのくいのお話がありましたけれども、このくい掘削工事の工法は、プロペラの羽根のようなものが付いた掘削機を地中に貫入させることによって土をかき混ぜ軟らかくしながら、同時にセメントミルクを流し込むことで地中の土とセメントミルクを一体化させてくいを形成していく特殊な工法であります。
○石井国務大臣 くい基礎のところについては、くいの構造から、掘進機、ドリルにプロペラ状の羽根がついているものを地中に貫入していって、その羽根状のものを回転させながら土をやわらかくしていく、やわらかくしながら、やわらかくした土にセメントミルクを注入してくいを形成する。
要するに、どんどんどんどん土をほぐしていって九・九メートルまで行く、土は取り出さないでほぐすだけ、ほぐした後に真ん中のパイプからセメントミルクを流して、固化材とともに泥とセメントをかき回して泥を構成要素にしてセメントとそのくいを造成してしまうという工事だということが説明されました。そういう工事方法で間違いないですよね、国交大臣。
ただ、かき回す過程において、しかし、セメントミルクを下からどんどん注入しますから容量が膨らむ、だから泥ははみ出てきますよ。でも、はみ出てくるのは、下から圧力を加えたって、はみ出てくる土は上の土ですよね。下の土が上の土を飛び越してはみ出てくるわけないんだから。ということは、はみ出てきた土が積んであるといっても、それは浅いところの土であって、深いところの土は出てこない。
まず、工法でございますが、本件のくい掘削工事の工法は、プロペラの羽根のようなものが付いた掘削機を地中に貫入させることによって土をかき混ぜ柔らかくしながら、同時にセメントミルクを流し込むことで地中の土とセメントミルクを一体化させてくいを形成していく特殊な工法でございます。
泥を全部そうやってほぐした後、このくい打ち機の中央からセメントミルクを流して、下からセメントミルクを流して、泥とセメントミルクを攪拌して固めながら、結局、泥を一つの柱の素材にして、セメントと泥で柱を造成して、上に上がってくるわけですよ。 だから、九メートルのそんな深いところの土なんか出てきていないんですよ。ただ、ほぐした後にセメントミルクを入れるから、その分だけ容量があふれちゃいますよね。
本件の掘削工事の工法は、先生御案内のとおり、プロペラの羽根のようなものが付いた掘削機を地中に貫入させることによって土をかき混ぜ、柔らかくしながら同時にセメントミルクを流し込むということで、地中の土とセメントミルクを一体化させてくいを形成していくという特殊な工法を取ってございます。
ただ、そうした中で、その答弁の前提として、このくいを打つ際に土を取り除く、空洞にするということを、この説明の資料からは当然そう思うわけでありますけれども、ただ、土を取り出さない、ほぐして軟らかくするだけだと、そして攪拌していく、大臣の説明ではなかったですけれども、攪拌した後、一番底からセメントミルクを注入して、その泥とセメントミルクを攪拌しながら少しずつ上がってくると、こういう工法ですね、今うなずいていらっしゃいますけど
本件のくい掘削工事の工法は、この資料にありますように、プロペラの羽根のようなものが付いた掘削機を、この羽根状のものを回転させながら地中に貫入させることによりまして、土をかき混ぜ軟らかくしながら、同時にセメントミルク、前回、四月六日は私セメントモルタルと申し上げましたが、正確にはセメントミルク、セメント系の固化材ということでありました、同時にセメントミルクを流し込むことで地中の土とセメントミルクを一体化
柱状改良工法というのは、通常のくい打ちと違って、ドリルのようなものでぐりぐり穴をあけながら、セメントミルクを同時に注入していく方法なんですね。 これをやると、中から確かに土も盛り上がってくるんですけれども、盛り上がる土もあれば、盛り上がらない土もある。それから、どこから、何センチくらいのところから物が出たかということは必ずしもわからないんです。
八十二件の状況につきましては、現段階での公共団体からの報告によりますと、もともとのデータが見つかりましてくいの到達が確認できたものが一件、セメントミルクの注入量のみのデータ流用でございまして、この点に関する確認方法の検討を今行っておりますので、それに該当するものが十四件ございます。
続きまして、くいの関係でいいますと、支持地盤に到達していない場合は、先ほどお話がありましたセメントミルク注入といって、地盤改良してそこの耐力を上げていくという方法をとるわけでございますけれども、今回、強固な地盤、支持地盤に達していない六本のくいと、セメント量のデータが改ざんされていた四本の、合わせて十本のくいがないと想定して耐震性の検証を行ったとされていますが、全五十二本中、十本のくいがなくても安全性
また、三井住友建設及び三井不動産レジデンシャルからは、セメント量のデータ流用、いわゆるセメントミルクのデータ流用を考慮して建築物の安全検証をするには来年の四月ごろになるというような報告も横浜市の方に来ているというふうに聞いております。 したがって、なお一定の期間を要するとは考えておりますが、横浜市に対しましても、できるだけ早く報告を求めるように、私どもの方からも求めてまいりたいと考えております。
八十二件の調査状況でございますけれども、昨日、十二月二日時点での地方公共団体からの報告によりますと、元のデータが見付かり、くいの到達を確認できたものが一件、セメントミルク注入量のみのデータ流用のもので現在確認方法の検討を行っているものが十四件、この十五件を除く六十七件のうちの五十六件、これはくいの支持層到達について判断できるものとして、現在最終的な確認のために精査をしているところでございます。
また、セメントミルクの注入量のみのデータ流用で、この点につきましては、現在、確認方法の検討を行っております関係で、この流用のみのものが十四件ございます。 この一件と十四件を除きます六十七件につきまして、そのうち五十六件は施工データ等からくいの支持層に到達している状況が判断できるというふうに考えまして、現在、公共団体において最終的な確認のための精査を行っているところでございます。
技術的に確立していないこの凍土壁よりも、私は高尾山などのトンネル工事でも使っているセメントミルクによる地下水の流入防止というものが確実ではないかと考えますが、なぜこういった工法を検討しなかったのでしょうか。
そこを強化しようとして、先ほど言われた、薬液注入と言われましたが、多分これはセメントミルクのようなものを注入するんだろうと思うんですね。これで地盤を強固にするわけです。
具体的には多分幾つかの工法があるんでしょうが、一般的にはセメントミルクなんかを注入して地盤を固める。そのときに、その街区の何軒か何十軒か、そういう、まあ十軒とかそのぐらいの程度でしょうか、広げて注入すれば、ほぼ地盤対策にはなるんだろうと思うんですね。
いろんな手法があると思いますが、先ほど申し上げたように、一般的にはやっぱり地盤を固めるということになりますので、セメントミルクを注入するというのが一般的じゃないかなと思いますね。
私は、ここで言いたいのは、何か水が漏るから、だからトンネルを、ちゃんとしたセメントミルクを注入して止水工事をやればいいということを主張しているわけではないのです。前にもちょっと触れましたけれども、セメントミルク対策は百メーターで十六億円も掛かるんですね。これは、そのセメントミルクだけでそれだけのお金が掛かるわけですから、無理していろいろ、道路というのは最初に線を引くんですね。
この場合は、土かぶり十メーターあったけれども、問題になったものですから、八王子の国史跡の城址があるということで、セメントミルクを注入して地山を固めてから掘削をした。 宝生寺トンネルの場合は、土かぶりがもっと浅いけれどもセメントミルクは注入しなかったということなわけですね。
こういう工事はやめるべきだということで言ってきたんですけれども、昨年、沢水の漏水が心配される区間についてはセメントミルクなどを注入する止水工事を行っているから大丈夫だということで、十六億円掛けてやってきたわけですけれども、それが、そういう工事を、想定していないところで今回の水位低下というのは、工事を、漏水を予想していない区域を掘っているときに今回の水位低下は起こったということです。
ところが、工事による水抜き、水が抜けるということを否定できなくなると、セメントミルクや水ガラスなどを注入する、そういう工事を進めることを決めました。そして、わずか百メーターの区間でそのための工事費が十六億円もかかったということです。まだ御主殿の滝上流部の城山川の下を通る区間では一キロメーターの止水工事が必要だということです。ですから、まだまだお金がかかるということです。
専門家の指摘でこれを否定できなくなると、今度はそういうことが発覚すると、トンネル周辺を大量のセメントミルクで固めるから大丈夫だと、こういう話になっているんですね。 それから、オオタカ営巣地の近くのトンネル坑口に巨大なビルのようなテントの覆いをつくって、これでオオタカは守れると言われます。しかし、オオタカにとって巨大な建造物というのは、これは物すごい脅威なんですね。
関係者の説明によりますと、施工に当たっては最長二千百五十メートルの実績を誇る水平先進ボーリングによって前方の地質、湧水状態を確認しながら軟弱箇所にはセメントミルクと水ガラス注入により止水し、掘削を行うなどの新技術を駆使して先権導坑、作業坑、本坑の順に工事が進められましたが、津軽線、江差線の在来線改良工事を含めて完成した場合、現在の鉄道連絡船の所要時間三時間五十分から約二時間に短縮されるとのことでありました
本件につきましては、この遮水工の妥当性については、表面の遮水工については凝灰岩層の不透水性を利用している、それから擁壁については鉄筋コンクリート製で、基礎部にはセメントミルクを注入し不透水性を高めている、また岩盤の割れ目については表面の割れ目に特殊ゴムを吹きつける等、技術的に見ます限り、先ほどお話のございましたような浸出液の防止をできる設備として一応十分である、こういう判断に立ったわけでございますけれども
この工事は、設計図書でセメントミルク工法——これは、くいを埋め込む位置を、あらかじめ掘削し、その穴の中にくいを建て込んで、穴とくいの間にセメントミルクを注入硬化させて、地盤とくいを一体化させる工法でありますが、この工法で施工することにしておりましたが、現地に行き書類により、または実地に調査いたしましたところ、セメントミルクが全くなかったり、セメントミルクがあっても粘土状の質の悪いものであったりなどしておりまして
御案内のように、昨年の五月に異常出水がございまして、安全上問題があるんじゃないかということでございましたけれど、その後排水ポンプを増設いたしましたり、セメントミルク等の注入をやりまして止水工事を確実にやって、安全については十分な配慮をいたしておりまして、現在の段階ではその点の問題はないというふうに聞いております。